2016年10月16日日曜日

4匹を横浜港内で発見 横浜市が注意呼びかけ /毎日新聞神奈川

横浜市中区の横浜港シンボルタワーの敷地内で、特定外来生物に指定されているセアカゴケグモ(2匹)とハイイロゴケグモ(2匹)が見つかった。基本的に攻撃性がないものの、毒を持ち、海外で死亡例もあるため、市が「素手で捕まえたり、触ったりしないでほしい」と注意を呼びかけている。
 市によると、6日午後3時半ごろ、県ペストコントロール協会が成虫4匹とハイイロゴケグモの卵のう(卵の入った袋)6個を発見した。これまでにかまれたり、健康への被害を訴えたりした市民はいないという。市は施設に来場者へ注意を促すポスターを掲示するなどの指示をした。
 市内でのセアカゴケグモの発見は昨年6月に続いて2例目。貨物やコンテナなどに付着して運ばれた結果、生息域が拡大し、37都道府県(昨年9月時点)で確認されている。日当たりのよい暖かい場所で、地面や人工物のくぼみや穴、裏側、隙間(すきま)に営巣する。
 雌だけが毒を持ち、かまれると針で刺されたような痛みがあり、熱を感じたり、紅斑を伴ったりすることが多い。速やかに温水やせっけん水で傷口を洗い、救急外来に相談する必要があるという。国内で死亡例はない。【毎日新聞水戸健一】

セアカゴケグモに気をつけましょう-神奈川県


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